埼玉 スーパーアリーナ
沢田研二 ジュリーのコンサート
7000人を会場前に並ばせて
ドタキャン!が話題になっている
ワイドショーで見た時
「何てわがままな!お客様がひとりでも
いるのなら精一杯歌わなきゃ!」と思った。
でも、すぐに
「あっ、これは、商売人目線だ!
いかんいかん」と、気付いた。
沢田研二は、ドタキャンでいいのだ!
あっぱれ、ジュリーだ。
昭和50年代を思い出してみると
ジュリーと言えば、スーパースターだった。
当時のスターとは、今のキムタクや
安室ちゃん、どころの話ではない。
スターとは、近づけるような存在ではない
本当にこの世にいるんだろうか?
くらいの、手の届かない人だ。
昔、百恵ちゃんや聖子ちゃんは
うんこをしない!と信じられていた。
中でも、ジュリーはグループサウンズ時代
(僕も知らない)からの大スターだ
本人が、どうしても納得できなければ
ファンを置き去りにしてでも、帰っちゃう。
僕がもし、ファンで入場を待つこの列に
並んでいたとしたら、大喜びで余計に
惚れちゃうだろう。
彼は、2018年の現代にも
未だ昭和のスーパースターのままなのだ。
今21世紀、そんな事の出来る
タレントなど、もちろんだが、いない
やったら、あとで干されるのが落ちだ。
会えるアイドル、ローカルスターの時代
なんだからね。
アメリカの大統領だって
中学生でも使うSNSで、世界に対して
メッセージを発信する身近さ。
♪ジュリー、ジュリー♪
♪あんたの時代は良かった♪
♪男がピカピカのキザでいられた♪
(カサブランカダンディ)
こんな、
「ちゃんと働かない70歳」は、
やっぱ、カッコいい。
まさ