30年以上前に受けたセミナーで
「歴史上の偉人のように
死ぬまでの人生年表を書きなさい」
と、教えられた。
僕はそこに
30代「株式を上場する!」
40代「自由人になり世界をまわる」
60代「人生相談の達人になる!」
70代「村の長老になる!最後のお役立ち」
などと書いた。
結局、ジジーになった今
そんなBIGな人には全く
手が届かず、結果を見れば中途半端だ。
でも、当時の自分を思い出して
出来事ではなく要素として考えてみた
こう書き換えると
また、違う物が見えて来る
●「株式上場」は
何者か、になりたい
社会に認められたい
失敗と成功をたくさんし
経験値を増やしたい
●「自由人で世界を回る」は
たくさんの文化、地域、社会を知りたい
物知りになりたい。
●「人生相談の達人」は
困っている人、苦しんでいる人の
助けになり、尽くしたい
こうして見ると
人生の歩み方と方向性は
そのとおりになっている、と
実感できる。
例えば「甲子園で優勝して大リーガー」
という夢を描いた人がいるとする。
結局は県大会の決勝で敗れた
という人も多かろう。
でも、そのトレーニングから得た
ノウハウやメンタル、応援の力など
生き方のポリシーはしっかりと得て
次のステージへ進む事になる。
そして、この人は大人になって
「大リーグのスター」に代わる何かを
違う業界、違う形で、得るのだと思う。
大きな目で見ると
「人生は思い描いたとおりになる」
と、僕は思う。