数年前のある日、技術のトップ「篠田」と
僕は、かおりんに会議室へ呼ばれた。
かおりんは、
「今から私が言う二つの選択肢のどちらかを
選んでほしい」と、僕に迫った。
A、私に経営全権を任せ、
森と篠田は一切口を出さない
B、森と篠田の2人で経営し、私は会社を去る
僕と篠田は、かおりんが
どんな事業プランを持っているのか、を
長い時間にわたり聴いた。
しかしその中身のほとんどは、
二人への批判であり、新しい戦略、戦術は、
残念ながらほとんど見当たらなかった。
僕ら二人は、
「3人にはそれぞれ役割がある
一緒にやって行こう」と説得した。
でも既に決断している彼女は、一歩も譲らない。
僕にとっては、自分がハンドルを持つかどうかより
事業の継続、発展の方が、もちろん大切なのだ。
しっかりした事業プランを持つ信頼できる仲間には
これまでも、その後も、事業を次々と任せてきた。
その時、僕もまた、決断するしかなかった。
「Bをとる。仕方ない、かおりんには辞めて頂こう」
そして、彼女は去った。
これが、その日の真実だ。
あれから数年がたち、かおりんから突然
僕の所へ花束が届いた。
本人に許可をいただいたので投稿する。
彼女は、とても幸せになっているそうだ。
かおりんは、出会った初めから、
「セミナー講師」「コンサルティング」
「営業」「カウンセリング」などの多分野に渡って
抜群の才能を持っていた。
それらが花開いたのだろう。
今後も、たくさんの人や企業を導かれる、と信じる。
この難しい時代に、その活躍は 「あっぱれ!」
だと思う。
僕自身は、彼女のような華やかな世界は望まない。
今後も田舎から地味に、ステージ上のかおりんを
応援し続けるつもりだ。かおりん、おめでとう。
一緒に仕事をした15年間、心から、ありがとう。
まさ
3/25(土)19時 3月のテーマ
『経営も生活もスムーズになる、そんな7つのコツ』
人生のこと、仕事のこと
なんでも相談しに来てよ^^
僕らのライフワークハウス「ジュリアベース」