誰もが知っている今のトレンド
「断捨離」
本屋さんには、
「物を捨てて、心もスッキリ」
みたいな本が山盛りだ。
気づきにくいが今は昔に比べると、
物を買え~!というCMが膨大に増えた。
例えば昔、新聞には、
大きな電気屋さんの折り込み広告が
毎日のように入っていた。
広げるとそれは、新聞と同じ大きさで、
裏表ギッシリ店じゅうの商品が
載っているかのようだった。
でも、その中で自分が見たいのは、
例えばヘアドライヤーだ、としたら、
特価のドライヤーは3個しか広告には出てない。
つまり、大きな広告でも
本当に見たいところはごく一部だ。
他は、ふ~んと見て楽しむだけ。
服屋さんだってデパートだって、
万人受けで品揃えして来た。
しかし、今は違う。
ヤフーだってアマゾンだって、
僕がどんなものに興味があるのかを
細かく知り尽くしている。
欲しいものだけを、ドンピシャに
「こんなものもあります、今日だけ安いよ」
とアピールしてくる。
だから、広告の量は減っても、
僕の興味に関する広告は、
グンと増えているわけだ。
なのに、そうしたら逆に消費者は、
買わない、捨てなさい、
と「断捨離」になる。
日本人は昔、バブルの時代「無い物ねだり」で
たくさんの物を買い漁った。
そしてなんでも揃うと今度は「無い生活がステキ」となる。
これも結局「無い物ねだり」だろうか。
マーケティングはだから面白い
まさ
社長系自由人まさ の
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