僕は、20.30代の人たちとよく出会う。
セミナーとかをやっているせいか
「人生、今の続きのままじゃ嫌、
何かを変えたい」という人は多い。
そういう人達に、こう聞いてみる。
「あなたは未来、どんな人生にしたい?」
そうすると
「好きな時に好きな人と好きな事をしていたい」
この答えをよく耳にする。
若者同士の中でも、
この言葉を語るのは夢がある人に見えて、
耳障りもいいフレーズのようだ。
僕がハタチの頃も、同じ事を言う若者はたくさんいた。
よく覚えている。
そんな風に言えるなんてスゴイなー、カッコイイって、
僕は尊敬の眼差しで見ていた。
でもそのほとんどか、
もしくは全員が今は、
そうはなっていない。
その人たちの現実は
「好きじゃない人たちと、好きじゃない事をして、
毎日暮らしている」のだ。
ダイナミックな言葉のイメージとは大違いな、
少ししかない空き時間で小さな趣味を楽しまれている。
そして、残念ながらグチが多い。
若者の言う
「好きな時に好きな人と好きな事をしていたい」には、
どうも「ネコに🐱なりたい」的な、ずっと遊んでいたい、
楽をしたい思考を含んではいないだろうか。
具体性がないのだ。
まず何かに、とことん寝る時間を削ってでも
集中して取り組んでほしい。
そこに未来があれば、きっと夢中になれるはずだ。
違う!と思えば、別のものをまた探せばいい。
それは意外と身近にあるはずだ。
コミュニケーションが
ITになってもロボットができても時代が変わっても、
プロフェッショナルな実力をつける前から得られる自由は、
短命に終わるし、そんなものは幻想だ。
問題は、
どこで、何を、誰から、学び、
行動して実力をつけるのか。
20年前、
そこが具体的だった
友人達のほとんどは夢を実現し、今は
「好きな時に好きな人と好きな事をできる」
自由を手にしている。
その自由な時間で、
更に大きな仕事に挑戦している人もいる。
A 若い頃の自由と、人生後半のグチ
B 若いうちの楽しい頑張りと、人生後半の自由
選ぶのも、自分だもんね
まさ