今年のノーベル文学賞が発表された。
またまた村上春樹氏ではなく、な、
なんと「風に吹かれて」のボブディラン!だった。
ハルキストの僕としては残念だが、
ボブディランはちょっと嬉しい。
彼は、気だるい感じの
ベトナム反戦ソングをたくさん書いている。
「風に吹かれて」も、
確か・・どんだけ戦死者を出せば、
殺し合いをしてる事に気付くんだろう、
みたいに強烈なメッセージだった記憶がある。
今、世界は戦争の時代だから、
見直させようという平和への願いかもしれない。
でも僕には、小説家でなく
「作詞家」が文学賞をとったという事が驚きなのだ。
僕は、自社やコンサルの仕事の中で、
webや広告の企画をする。
また、プロフィールをつくったり、一行キャッチも作ってきた。
そんな仕事に必要な力は、
「いかに短い言葉で、人や商品をアピールするか」だ。
ここでそれについて詳しく話しはしないが、
長い小説ではなく、切れ味の鋭い言葉で
何かを表現する世界は、
ヒット曲を生み出す作詞と通じる。
僕が、その世界に強く惹かれたのは
歌謡曲の神様 「阿久悠」 さんからだったのだから。
そうかあ、一行に凝縮する文章も、
文学と呼べるのかぁ、
新しい!というニュースだった。
まさ